外壁・屋根塗装の塗替えの時期の目安
私たち、塗替え診断士はお客様の住まいを診断する際に
大きく分けて6種類チェック致します。
この6種類のチェック項目は、代表的なものなので、
素人の方でもご自身の住まいを簡単にチェックする事ができます。
- 色あせ
- コケ・カビ
- 触ると手に白い粉がつく
- 亀裂・割れ
- 剥がれ・凍害
- 錆び
の6種類の症状です。
色あせ‐外壁-
長年の直射日光の影響などで南面、
次に西面、東面と色あせてきます。
毎日、住んでいると気付かないものですが、ご自身でチェックされる際は南面など日光がよく当たる面と、北面など日が当りにくい面と色の比較をしてみてください。
色の違いがあるようでしたら色あせている症状です。
色あせのみの症状でしたら、塗替えに焦る必要はありません。
しかし、塗膜の剥がれが起こりやすい状態なので、
そろそろ業者選びなど準備をお考えになった方が良いでしょう。
色あせ‐屋根‐
屋根の色あせの症状としてはツヤが無くなり、塗膜を触ると手に付くなどの症状があります。
皆さん、この状態では、さほど気にされませんが、外壁に比べ、屋根の方が遥かに傷みやすいので、そろそろ屋根の塗替えを検討された方が良いでしょう。
雪止め部分の錆び、水の垂れ跡や軒先の傷み具合などもチェックしてみてください。
コケ・カビ
塗膜が傷んでくると、水分を含んでしまいコケ、カビが発生しやすくなります。
さらにコケやカビが塗膜を傷めてしまい、悪循環が起こります。
下地材まで傷んでしまう可能性があります。
下地の痛みが酷いと外壁だと貼り替え、屋根だと葺き替えになります。
広範囲に渡りこのような症状がある場合は、早めに塗装工事をお考えになられた方が良いでしょう。
触ると手に白い粉がつく(チョーキング現象)
外壁を触るとチョークの粉の様な物が手に付く症状を「チョーキング現象」と言います。
紫外線で塗膜が分解されて粉状になった物です。塗膜の劣化が進んでいるサインです。
「チョーキング現象」のみなら塗装工事を急がなくともよいですが、外壁が水分を吸い込みやすい状態なので「錆びもしくは剥がれ」を引き起こす前に工事をされた方が良いでしょう。
亀裂・割れ
地震による外壁板の亀裂、経年劣化によるコーキング部分の割れなどは、症状の面積が広い場合や何カ所もある場合は早めに塗装工事をお考えになった方が良いでしょう。
内部の木材が傷んでしまう可能性がありますので塗装工事される際は、しっかりとコーキング工事される事をおすすめ致します。
剥がれ・凍害
「剥がれ・凍害」の症状を見つけたら、他の場所にもあるか確認してみた方が良いでしょう。
このような症状が多いようでしたら早めの塗替え工事をおすすめ致します。
外壁塗替え工事をする際はしっかりと、業者と下塗り塗料(上塗りを高付着させる塗料)の事を打合せして、下地処理をしっかり行なう事がとても大切なことです。
錆び
屋根の錆びは雪止めから貰い錆びをして錆びる事が多いでしょう。
屋根塗装をする際はしっかりと雪止めも交換する事をおすすめ致します。
塗装屋も錆びた雪止めを外すのに手間が掛る事から、雪止めを交換せずに塗る事が多いのです。
雪止めの下は傷んでいる事が多いので必ずチェックしましょう。
軒先も雨、雪の影響で雪止め箇所と同様に
傷みやすい部分なのでしっかりチェックしてみてください。
この6種類を参考に住まいを自己診断してみてください。
※見える範囲、触れる範囲でも十分診断できますので、
屋根など高い場所は危険ですので診断はしないでください。
屋根、外壁塗装のご相談はもちろん、
無料で住まいの診断、見積書も作成致しますので、お気軽にお問合せください。