お風呂リフォーム工事をお考えの方へ
プロに聞く 上手にシステムバスにリフォームするコツ
なぜ浴室リフォームが必要か?
本来、一日の疲れを取り、ゆっくり体を休める為の入浴です。そして、明日への活力源にもなります。
しかし、厚生労働省によると家庭内の事故の3分の1が入浴時の「溺死」だそうです。
特に冬場、暖かいリビングから冷え切った洗面所、浴室との温度差が体に大きな負担を与え、心疾患や脳梗塞になってしまうケースがあります。
これがいわゆる「ヒートショック」です。
消費者庁アンケート調査によると55歳以上の1割がのぼせたり、
意識喪失といった経験をしているそうです。これは他人事ではございません。
お風呂リフォームをお考えの方はそのような事も
しっかり考慮した上でシステムバスを選ぶことをお勧め致します。
「安全性」「暖かさ」「掃除のしやすさ」
「光熱費の節約、節水、節電」を考える。
「安全性」を考えたとき
床の滑り止めや、要所に手すりが設置されているか、
洗面所から浴室の段差が解消されバリアフリーになっているかなどが挙げられます。
各システムバスメーカーが競っているポイントは、安全性はもちろん、
「暖かさ」「掃除のしやすさ」「光熱費の節約、節水、節電」などが挙げられます。
壁パネルの断熱性が高く、浴室を暖める暖房器具も工夫されていたり、
床も汚れにくく、汚れも落ちやすい素材だったり、
カビの問題なども工夫されています。
浴槽断熱の性能も上がっており、お湯が冷めにくくなっている事から
追い炊き回数が減り、光熱費も節約できます。
また、節水シャワーにする事で、
快適に使用できるにも関わらずしっかり節水する事もできます。
様々なシステムバスメーカーがあり
メーカーごとに細かい仕様が違ったり、特徴がありますので、
「安全性」「暖かさ」「掃除のしやすさ」「光熱費の節約、節水、節電」に注目して、
ご自身の要望に合ったシステムバスを選ぶ事をお勧め致します。
土台、柱の老朽確認
20年以上も使用しているタイル浴室の場合、タイルの目地やタイルのヒビ割れから、水が浸透して土台、柱が腐食している可能性もあります。
浴室を解体してみると、大半は土台の表面が軽く腐食しているケースがほとんどです。
垣﨑住設では、浴室の解体後に腐食している場合は、もちろん、土台、柱の状況をお客様にご確認して頂き、できる限り見積金額内で処置をしながらシステムバス工事をしております。
しかし、稀ではございますが、状況によっては「土台、柱が広範囲にわたって腐食」していたり、「シロアリ被害があり、シロアリ消毒」が必要な場合や「給水管の腐食が酷く漏水」していた場合などは、お客様に状況をご確認して必要な追加工事内容、追加金額をしっかりとご説明した上で追加工事となります。
見積金額よりもお金がかかってしまいますが、リフォーム後に住まいをしっかり長く持たせるための必要な工事です。
もちろん、お客様にご理解、ご納得頂いた上で工事をやらさせて頂きます。