減税制度
所得税の控除
摘要の要件を満たすリフォームを行った場合、税務署への確定申告で必要な手続きを行うと、所得税の控除を受けることが出来ます。所得税の控除には、➊リフォーム促進税制、➋住宅ローン減税という2種類の制度があります。
減税の対象は、性能向上工事(耐震、バリアフリー、省エネ、同居対応、長期優良住宅化リフォーム)とその他の一定の要件を満たした増改築等工事です。
【減税制度の種類と対象となるリフォームの種類】
耐震 | バリア フリー |
省エネ | 同居対応 | 長期優良 住宅化 |
左記以外の 増改築等 工事 |
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リフォーム 促進税制 |
ローン利用有無に かかわらず 利用可能 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - |
住宅ローン 減税 |
償還期間10年以上のローン利用の場合 | 〇 | 〇 | 〇 | △ 1号~3号工事に 該当する場合 |
△ 1号~4号工事、 6号工事に該当 する場合 |
〇 |
❶ リフォーム促進税制(リフォームローンの利用有無にかかわらず利用可能)
控除期間 | 1年 改修工事を完了した日の属する年分 |
最大控除額 | 105万円 |
控除額 | ➊と➋の合計額 _➊ 性能向上工事の控除率10%限度額まで × 控除率10% _➋ 性能向上工事の費用の控除率10%限度額超過分 ____+(その他の増改築等工事費用 ― 補助金等) × 控除率5% |
➋ 住宅ローン減税(償還期間10年以上のリフォームローンの場合)
控除期間 | 改修後、居住を開始した年から 10年 |
最大控除額 | 140万円(2,000万円×控除率0.7%/年×10年間) |
控除額 | 改修工事費用相当分の年末ローン残高 ‐ 補助金等 × 控除率0.7% |
固定資産税の減額
摘要の要件を満たすリフォームを行った場合、市区町村等に申告手続きを行うと、当該家屋に係る固定資産税の減額を受けることができます。
減税の対象は、耐震、バリアフリー、省エネ、長期優良住宅化リフォームです。
減税期間 | 1年(工事完了年の翌年度分) |
申告期間 | 工事完了後3ヶ月以内 |
リフォーム の種類 |
耐震 | バリアフリー | 省エネ | 長期優良住宅化 |
軽減額 | 固定資産税額の 1/2 |
固定資産税額の 1/3 |
固定資産税額の 1/3 |
固定資産税額の 2/3 |
備考 | 家屋面積120㎡相当分まで | 家屋面積100㎡相当分まで | 家屋面積120㎡相当分まで | 家屋面積120㎡相当分まで |
2022年07月24日 【カテゴリー】リフォームでお得に減税